海外就職したい人のためのLinkedin活用完全ガイド Part 2(転職編)

成功する海外就職活動

こちらの記事は英語でアカウントの作成が終わった方向けです。
📌まだ英語でのアカウントの作成が終わっていない方はこちらをご覧ください。簡単に楽しくアカウントを作る方法を記載しています。

Linkedinは日本ではそれほど馴染みがないSNSかもしれませんが、海外では名刺がわりに使われています。💼🌍

私はLinkedInでビシバシ仕事上の繋がりを作っています。🤝✨

積極的に人と繋がり、興味ある会社のニュースを入手し、転職ではリクルーターから連絡を受ける。Linkedinは仕事上でかなり重要な役割を果たしています。

📍シンガポールではLinkedin経由で転職するのは普通です。Linkedinを転職で生かす方法についてまとめました。
これをやっていれば、リクルーターから連絡が来る可能性大です。心の準備をしておいて下さい。

目次
  1. Linkedinを外資系転職・海外転職に使う理由
  2. これを目指す人はLinkedInを使って下さい
  3. 外資系・海外に転職する時Linkedinの使い方
  4. 会社に転職活動が見つからないようにする設定の方法
  5. ネットワークを広げる方法
  6. まとめ

1. Linkedinを外資系転職・海外転職に使う理由🌐💼

1)世界中の外資系・海外転職のリクルーターがLinkedIn上で候補者を探しているから

Linkedinを使った転職は海外ではよくあります。Linkedinは実名で、会社名、経歴を公表しているので、リクルーターから連絡がきます。リクルーターとつながって、興味のある仕事を紹介してもらいましょう。

2)同じ業界の人同士の繋がりができるから

人とのネットワークができます。
では、なぜ人とのネットワークが重要なのでしょうか。人と繋がっていると、情報の幅が広がります。求人情報などが入ってくるかも!また、その人がある会社に推薦してくれるかもしれません。

今はオンラインで仕事に応募できるようになりましたが、実際に採用されているのは、人からの紹介だったりすることも多いようです。毎日ものすごい数の履歴書を受け取る採用する方にとってみれば、誰かの推薦があると参考になりますね!

いろんな人とつながって、信頼関係を築いておけば、推薦してくれるかもしれません。

3)企業の採用情報がわかるから

リクルーターから連絡が来るだけではありません。興味のある企業、業界、業種を登録して、採用情報が出た時に通知が来る設定にしておけば、メールを受け取ることができます。

また、自分で検索することもできます。どんどん積極的に自分から動いていきましょう。

4)企業のニュースをチェックできる

興味のある企業をフォローすると、その会社のニュースがフィードに流れてきます。
採用試験を受けるのに、その企業を徹底的に調査するのは必須です。
どんな会社か、受ける前にその企業に詳しくなっておきましょう。

2. これを目指す人はLinkedInを使って下さい🎯🚀

1)外資系に転職したい人、海外就職やグローバル企業を目指す人

海外の企業が、採用したい人をLinkedinで探しています。

2)キャリアアップを考えている人

LinkedInで自分から情報を発信し、いろんな会社にどんどん自分の存在をアピールしていきましょう。
リクルーターから連絡も来るし、自分から求人情報を探すこともできます。

3)専門性を発信したい人


今のところ、転職は考えていない、という人でも、世界中の人が使っているLinkedInなら、自分の専門分野の知識を発信できます。
自分の考え、経験をどんどん発信していきましょう。
これによってさらに自分のネットワークが広がることは間違いありません。

4)日本以外での人脈を広げたい人

海外の人と繋がりたい時はLinkedInは最もハードルが低い方法の一つではないでしょうか。

5)ネットワークを拡大したい人


自分の職歴などを載せましょう。そして、どんどん自分から発信していきましょう。
そして自分が繋がりたい人にはどんどんこちらから繋がりを求めていきましょう。ただし、全く知らない人とつながる時は注意が必要です。
全く知らない人から、コネクトするリクエストを受け取った時は、慎重に判断して下さい。

6)採用情報を効率よく入手したい人


LinkedInは情報の宝庫です。うまく活用して、外資系転職に役立てて下さい。外資系に転職したい人、海外就職やグローバル企業を目指す人は、LinkedInでどんどん情報を発信していきましょう。リクルーターの目にとまる可能性も高くなります。
まず、手始めに、自分の会社のニュースを発信してみるのはいかがですか?問題のない範囲で自分のコメントをつけてみたりするのも良いです。


私がLinkedInをおすすめする理由は、タイムリーに必要な人とつながることができることです。リクルーターの方からも連絡がきますが、自分の今の仕事に関係のある人からも連絡がきたりします。もちろん私から繋がりをリクエストすることもあります。どんどん意味のある輪が広がります。

3. 外資系・海外に転職する時Linkedinの使い方📝🔑

ではここから具体的にLinkedInをどうやって使っていくのか、説明しますね。

1)プロフィールの最適化


まず、リクルーターに見つけてもらいやすいように、プロフィールを最適化しましょう。
プロフィールを編集するには、自分のアイコンの下の三角をクリック
→View Profile
→鉛筆のマークをクリックすると編集できます。

海外就職を可能にするために。プロフィールを最適化してみましょう。
この時、自分がコピーライターになったつもりで書いて下さい。

つまり、自分という商品の魅力を語って、自分そのもの、自分のやっていることに興味を持ってもらう。そしてその人から連絡をもらう。

これがプロフィールの目的です。

ここで一つ注意があります。コピーライターになったつもりで書く、と先ほど言いました。
自分はあれができる、これができる、ということを山ほど言いたい気持ちが沸々と沸いてきたかと思います。

結果を出しているコピーライターは、まず相手が何を欲しがっているのか、を考えます。

この順番で考えて下さい。

  1. あなたは誰と繋がりたいですか?リクルーターですか?同業者ですか?取引先ですか?あなたが働きたい、と思っている会社の人ですか?
  2. どんなメッセージを出したらリクルーター(もしくはあなたが繋がりたい人)が自分に興味を持ってくれると思いますか?
  3. 最初は、自分が一番繋がりたい、と思っている人だけに向けて自分のプロフィールを書いてみましょう。

書くポイント
これもコピーライティングの要諦です。
特徴(Feature)だけではなく、利点(Benefit)を書いて下さい。

例えば、
XX会社に20年勤務しました。(特徴)

だけで終わらせず、だから何、の部分を書く
例えば、
忍耐力があり、業界の知識にかけてはAからZまで熟知しています。

他の例
特徴(Feature)
 「海外プロジェクトを3件担当しました」
ベネフィット(Benefit)
 「異文化のチームと円滑に協働し、納期通りに成果を出す力があります」

特徴(Feature)
 「TOEIC 900点を取得しています」
ベネフィット(Benefit)
 「英語での交渉や資料作成も問題なくこなせるので、海外クライアントとのやり取りもスムーズです」

つまり、だから何?という部分を人に推測させるのではなく、自分で言ってしまうところがポイントです。

何回でも書き直せますから、どんどん書いて、改善していきましょう。

英語でメッセージを発信したい場合は、最後にAIに
“Correct my grammar mistakes.”と聞いて、直してもらって下さい。

2)プロフィールを検索に強くする

プロフィールの最適化の続きです。検索してヒットされるようにもう一つ工夫してみましょう。

キーワードを入れる
希望する職種・スキル・業界のキーワードを「見出し(Headline)」や「職歴(Experience)」「スキル(Skills)」に自然に入れる。

見出し(Headline)を工夫
ただ「Marketing Manager」ではなく、
👉「Marketing Manager|Digital Strategy|APAC Expansion」 のように検索されやすい言葉を並べる。

スキルと実績を明確に
実績を数字で書く。例「売上を20%増加」「チームを10名マネジメント」など。

スキル欄を充実:リクルーターはスキル検索をよく使うので、できる限り追加。

3)リクルーターとつながる

私の経験では、通常はリクルーターの方から連絡がきます。メールでの設定通知をONにしておくと、Connectionのリクエストを受け取るとメールの通知がきますので、メール上でAcceptをクリックしましょう。

自分からも積極的に動きましょう

  1. サーチボックスにRecruiter in XXX industryなどと入れ、検索してみる。
  2. そうするとたくさんでてきます。関係のありそうな人は、Followをクリックしてフォローしてみましょう。
  3. ただFollowをクリックするだけでなく、シンプルなメッセージを添えてみましょう。

メッセージの例:

“Hi [Name], I admire your work recruiting in [industry]. I’m exploring opportunities in [role/area]. I’d love to connect and learn more about the market.”

 

4)企業とつながる


1. サーチボックスに企業名を入れて検索する。
2. Followをクリックする
3. 企業が最新情報を発信しているので、企業研究に使いましょう

5)求人を探す方法

  1. LinkedInにログイン
  2. 上部メニューから 「Jobs」(求人) をクリック
  3. 気になる職種やキーワードを検索
  4. でてきた企業をフォローしましょう。
  5. 自分の顔写真の下の三角からSettings&Privacy→Notifications→Searching for a jobに行き、NotificationをONにする
  6. 保存すると、条件に合う求人が出たときに登録したメールに通知が届きます。

6)応募してみたい企業にLinkedInから応募する


Apply(応募)をクリックするだけです。

Applyをクリックすると応募できます。


もちろん、職務経歴書などは事前に準備しておきましょうね。

4. 会社に転職活動が見つからないようにする設定の方法🔒🤫

1) 「Open to Work」の公開範囲を限定する

  • プロフィールに「#OpenToWork」を付けられますが、公開範囲を「リクルーターのみに表示」にすることができます。
    方法
    プロフィールで「Open to Work」を編集
    「全員に表示」ではなく 「Recruiters only」 を選択
    これで、一般ユーザーや同僚には「転職探し中」と表示されません。

2) 自分の会社のリクルーターをブロック

LinkedInは、「Open to Work」を設定しても所属企業や関連企業のリクルーターには表示しない仕組みを持っています。
ただし 100%保証ではない ので注意。

3) アクティビティの通知をオフにする

プロフィールを更新した時に「〇〇さんがプロフィールを更新しました」と通知されないように設定できます。

  • 設定 →「Visibility(表示設定)」→「Share profile updates with network」をオフにする。
  • 👉 これで、見出しや職務経歴を更新しても会社の人に通知されません。

4) 投稿内容に注意する

  • 転職活動を匂わせるような投稿は避けましょう。
  • 「キャリアアップ」「転職」という直接的なワードは使わず、専門知識や実績のシェアを中心に発信すると安全です。

こうすれば、リクルーターには見つかりやすく、会社には知られにくくなります。

5. ネットワークを広げる方法🤝🌟

1)アクティブに活動する


投稿・シェア:自分の専門領域に関する記事や意見を投稿すると、プロフィールの露出が増える。
いいね・コメント:他人の投稿に積極的に反応すると、ネットワークが広がる。

2)繋がりたい人を積極的に検索して、繋がりリクエストを送ってみる


💌一言メッセージを添えると相手も自分がどう言う人かわかるので、Acceptしやすくなります。

メッセージの例:

Hi [Name], I came across your profile and was impressed by your background in [industry/skill]. I’d love to connect and learn from your insights.

みんなに送ってると思われるメッセージではなくて、特定のその人に送っていることがわかるメッセージにして下さいね。

6. まとめ✅


Linkedinは天職活動、特に外資系や海外で働きたい人にとってはとても便利なツールです。
まだ積極的に使っていない人も、一度試しに使ってみて下さい。一つ行動を起こしてみましょう。
わからないことがあったらDM下さい。
📩体験コーチングも行っていますので、ご興味ある方はDM下さい。

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